適応障害　フカキョンこと深田恭子の場合

美人女優の深田恭子（38）は残念ながらドラマでは余り観たことはないが、最近はテレビコマーシャルでよく見かけていた。

目元の涼やかな美人である。ファンである。

”美人薄命”と昔からそんな言い伝えがあるが、彼女は適応障害により当面休養をすると関係筋から26日に発表された。

関係者によると

「明確な原因は分からないが急に体調不良や精神的に落ち込むことがあった、ひどい時には仕事をするのも困難になった」というのである。

深田といえば、少しムッチリした通称“プニプニボディー”が持ち味だとか。その肉感的な体をウリに、30代になってからビキニ写真集を10冊近く出版し、いずれもヒットさせている。

しかし、その体形が変化しているというのだ。

浮き沈みの激しい芸能界にあって、その地位や人気を維持するには、我々普通人にはとうてい理解し難い苦労があったんだと推測できる。

青年実業家との結婚話もちらほらあったらしいが、どうやら最近になって破局になったとか。（Ｃ）日刊ゲンダイ

ところで適応障害とは、なんぞや。

ストレスなどの外因的な要素と、ストレスに対する対処力や本来のなどの内因的な要素が組み合わさることで発症します。

それぞれの要素には以下のようなものが挙げられます。

外因的な要素
家庭や学校、職場での環境の変化や人間関係の悪化が原因となることが多いですが、親しい人との離別、

本人の健康問題などが誘因となることもあります。

内因的な要素
社会生活を送るうえでストレスを完全に排除することは困難です。誰にでもストレスはあるものですが、些細なストレスで適応障害を発症する人もいれば、大きなストレスが生じても何ら変わることなく社会生活を送る人もいます。

症状
ICD-10（世界保健機関の診断ガイドライン）では、適応障害の診断基準を、“ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態” と定義しています。

情緒面の症状とは、抑うつ気分や不安感、感情の高ぶり、集中力の低下などが挙げられます。また、これらの症状によって不眠やめまい、動悸などの身体症状が現れることもあります。

検査・診断
適応障害の診断には、血液検査や画像検査による明確な基準はなく、症状の現れ方や時期、ストレスとの関係などを丁寧に問診していくことが必要となります。

なお、適応障害は脳腫瘍やてんかん、甲状腺疾患など脳の器質的疾患や身体疾患に起因する症状を除外した後に診断されるため、脳の病変をチェックするCT検査、MRI検査、脳波検査や採血検査などが行われることがあります。

治療
適応障害の治療でもっとも大切なことは、原因となるストレス状態の軽減です。

そのために環境調整としては、一時的に学校を休ませたり、休職をすすめたりする場合もあります。

彼女の一日も早い治癒と芸能界復帰をいちファンとして心待ちにしている。