風見鶏の独り言

日常の雑事を発信

地震 雷 火事 親父にあらず」

このところ、毎日のように小さな地震が日本全国で頻発しています。 「日本およびその周辺で人間のからだに感じる地震震度1以上の有感地震)は、 1年間に1,000~2,000回程度あり、単純に平均すると、1日あたり3~6個」となるそうです。 いつか大きな揺れを想像していました。 3916132_s.jpg とうとう昨夜、東北地方で大きな震度6強地震がありました。 テレビで見たあの揺れは、咄嗟に阪神淡路大震災大阪北部地震を思い起こしました。 忘れもしません。 家が揺れました。体の自由が効きませんでした。なにかにつかまらないと立てませんでした。 その時には天井が落ちてくるかと思い、私の寿命もここまでと一瞬諦めたほどです。 食器棚は倒れ、床はまさに錯乱・狂乱状態でした。 前触れ無く突然起きる恐ろしい地震に避難する暇もありません。 持つものも持たず、きのみきのままで逃げおおせたとしても、 一旦おちついたあとに気がつくのです。 腹が減りました。水が飲みたい。 どうしますか。 救援者がくるまで辛抱するしかないのです。 調べてみました。 どのくらいの水が必要か 「1人が、1日に必要な飲み水は約2リットルとされるが、 被災するとビスケットや乾パンなど乾燥した食べものが中心になり、 水分が不足しがちになる(普段は食べものに含まれる水分を1リットル程度吸収している)。 だから1日に3リットル程度の飲み水が必要だ。 必要なのは飲み水だけではない。 手や顔を洗う、トイレを流す(下水道が機能していれば)など、 衛生を保つための生活用水が1日に10リットル程度必要になる。 仮に5日分を備蓄するとなると、  飲用水1人   15リットル  生活用水1人  50リットル  合 計     65リットル            が必要になる。」とのことです。 水のありがたさ、重要性を改めてしりました。 私はペットボトルを買い込んで置いていますが、賞味期限があります。 しかし、非常時の場合そんなこと言っておられません。 食べ物でも少々腐っていたとしても私達は食べると思います。 人間が極限状態に陥った時は、常識では考えられない行動に出るらしいです。 戦場で追い詰められてジャングルに逃げ込んだ兵士たちは、空腹に耐えられず、 そのうち死んだ兵士の肉を食べたという話をなにかの本で読んだことがあります。 酷い話です。 北朝鮮の飢餓寸前の少年の写真を見たこともあります。 うすい板切れのような胸板でした。 衣食足りて礼節を知る。 まさにそのとおりです。 衣食が足りすぎて平和ボケの私達。 礼節を忘れがちです。 明日、また次の地震がおきるかもわかりません。