終わりの始まり テレビ離れ加速 観る番組がない ネット時代へ
最近のテレビ番組は面白くない。よく耳にする。
確かに同感。
チャンネルを忙しく変えるが、これは、と言える番組に出会わない。
若いタレントが勢揃いして大口あけて無邪気に笑っている図なんて面白くもないし、見たくもない。
大体、ベテランと呼ばれる芸能人の顔出しも多すぎる。少々、食傷気味でさえあるのだ。
話す内容は中高生なみ。
転んでは芸能人、起きては芸能人、もういい加減にしてほしい。芸能ニュースが多すぎる。
ドラマはドラマで、ハンを押したように殺人ものばかり。ひと昔前のような重厚なドラマなんかついぞ見かけなくなっている。
ある著名人が「最近は小説しかり、ドラマしかり、おしなべて東京の”青山通り”のような軽く、ふわついたものばかりだ」と言っていた事にうなずける。
わざとらしいコマーシャルには、逆に反感させ覚える。背筋が寒くなるのだ。
さて、今夜、チャンネルを合わすのはプロ野球ぐらいしかない。贔屓のチームではないが、仕方ない。
こんな記事を見つけた。
以下、それを抜粋した。
NHK文研の最新調査によると、
ここ数年、視聴率は下げ止まりの傾向にある。
若い世代でテレビを見る人が激減し、男性20代と女性10代では50%を切ったのだ。
若い人たちやネットを使い倒している人たちからすれば当然だと思えるだろう。
■スポンサーも考え直す「広告費」の使い方
テレビ局のメシのタネはCM収入だ。しかし巨額の広告費を投入する広告主も、若い世代がこれだけテレビから離れれば、金の使い道を考え直すだろう。YouTubeの広告のほうがいいかもしれない、と。
ではネット動画はどれだけ見られているのか。NHK文研は2020年調査からネット
動画の行為者率も調べ始めた。テレビ、男女とも10代、20代はテレビに迫る勢いだ。
5年後の2025年調査では、おそらく逆転しているだろう。
動画を除く趣味・娯楽・教養のネット利用では男性20代、30代、
女性20代ですでにテレビより多くの人がネットを利用している。この調査結果から明らかになったのは、「10代から30代の若い人たちはテレビを
見なくなりネット動画を見るようになっている。地上波テレビ放送に執着しているのは60代以上の老人ばかり」という現実だ。
その60代以上の高齢者でさえ、ネットを使い始めている。
東洋経済オンライン