風見鶏の独り言

日常の雑事を発信

占い 藁にもすがり 依存症・中毒・全身開運入墨

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"溺れる者は藁をもつかむ”という諺があります。

人間は弱い生き者だとつくづく想います。

誰もが他人に支えられて生きています。

一人では生きて行くことはできないのです。

少しでも躓くとすぐ他人を頼り、取りすがって泣き言を言って

助けを求めるのです。

あるいは占いに救いを求めて、行末を占ってもらったりします。

世はまさに、今、コロナ禍の真っ最中だそうです。占いブーム

だとか。テレビ、雑誌、SNSで花盛りだというのです。

占いが昂じて”占い依存症”や”占い中毒者”が激増中だとか。

基本的には相談内容の9割は恋愛問題らしいです。

コロナ前は、『私はこの仕事に向いていますか?』
というものが多かったのですが、コロナが流行しだし
てからは、『この仕事でやっていけますか?』
『転職したほうがいいですか?』という風に、
将来に対する不安をどうにかしたいという内容に代わりました」

『お金がない人ほど占いに過剰にのめり込み、

経営者は1回の占いで終わる』と、
よく言われます。

前に読んだ本にも、『貧しい者は占いに依存し、

向上心のない者は占いをバカにし、
富める者は占いを利用する』

日本人は基本的に占いが好きな人種だと言われています。

それが昂じて”占い依存症”や”占い中毒者”になってしまいます。

食べ物や色や装飾品など生活そのものの全てが、占いに準じた

開運グッズで成り立っているのです。

もうこなってら、その人の人格などありません。

なんのための占いだったのか考えさせられます。

変な例えですが、ヤブをつついて、ヤブから出てきた蛇に飲み込

まれた結果だと思います。

 

引用
遠井香芳里
上智大学仏文学科、女子栄養大学
文化栄養学科卒。元スパイス料理研究家の占い師。
占い館に1年弱所属した後にフリーランスに転身し、
現在は紹介での個人鑑定を行っている。
取材・文:安倍川モチ子
WEBを中心にフリーライターとして活動。現在は、
「withnews(ウィズニュース)」「Business Jounal
(ビジネスジャーナル)」などで執筆中。iv