風見鶏の独り言

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入墨 風習 証明 ファッション

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今はそういう人の出入りを禁じているのかもしれないが、
少し前までは浴場で時たま背中に入墨を彫った男を見かけることがあった。
 
見た瞬間どきっとして思わずその場を離れたものである。
 
たしかに入墨は人に威圧感をあたえるものだ。
 
アウトローの人間にしてみれば、それがその業界に所属している証明になるのかもしれないし、ひとつの勲章みたいなものかもしれない。
いってみれば生きている証だ。
一説では、日本にはモグリも合わせると2,000程あると言われているタトゥースタジオがあるらしい。
 
スタイルや料金はそれぞれバラバラ。
価格で言うと、10,000円〜15,000円/1時間が平均的。 例えば、両胸から五分袖まで和彫りをいれると、機械彫りの場合、片胸太鼓からの五分だと20時間前後かかるので、両胸だと40万〜60万が相場
 
日本の漁師に残る刺青の風習
「ある海辺の町では刺青をしてる人の大半は漁師。溺死体は損壊が激しいから、彼等は本人確認のためにやっている」
日本の漁師たちに伝統的に残る刺青の風習がSNS上で大きな注目を集めている。
この投稿はとある海辺の街の総合病院で耳鼻咽喉科専門医としてお勤めの「ぐっどせんせい」さんによるもの。
海外の水兵が水難事故に遭った時の特定用に刺青を施すことがあるというのは有名な話だが、
同じ理由で日本の漁師にも刺青の風習があるというのは興味深い報告だ。
ノルウェーの漁師さんとか、もしもの時の身元確認のために刺青入れてると聞きました」
「江戸時代、鳶職、火消し、木場人足等も、万一の時の身元確認用にそれぞれ刺青を入れていたといいますね」
「初めて知った。漁港近くの銭湯は刺青オッケーとかにしてあげてほしくなりますね」
「元漁師の伯父は入れていましたね。中年期に転職したので、温泉に入れない等々、
何かと面倒になってしまったと若干後悔していましたが。
親類が住む大きな漁港付近でも伯父より若い漁師で入れている方は聞かないので、
今は消えつつある文化…でしょうか」
など数々のコメントが寄せられている。
「(刺青は)遠洋に出る漁師の習慣であって、近海の漁は危険度が相対的に低く、そのため刺青もしない」という指摘もありました。
 ◆お笑いタレントの田村淳さんも以前、漁師をしていた祖父について「僕の祖父は五島列島で漁師をやっていました。
祖父は刺青を入れていました…左腕に『田村』という刺青です。
漁に出て沖で事故が起きて溺死した場合、水死体は誰だか判別できなくなるから刺青を入れたと話していました」
日本の漁民には少なくとも3世紀以前から刺青の風習があったようだ(「魏志倭人伝」の記述による)。
                               <(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)>より抜粋
海水浴のシーズン、二の腕とか、足首や首筋に小さくタトゥをいれている、若い男女をよくみかけるようになった。
最近とみに増えているようだ。
 
本人はファッションのつもりだろうし、自己を表現しているのだろうと思う。
 
余計なお節介かもしれないが、そのタトゥは簡単に消えるのだろうか。
 
若気のいたりでいれたものの、将来そのものが邪魔にならないとも限らないのだ。
どうするのだろう。
 
気になるところ。