長瀬智也 プロレスに ドラマ「おれの家の話
ドラマ「俺の家の話」
ざっとしたあらまし。
能の「観山流」の二七世宗家、すなわち家元である。
その「長」たる寿三郎が脳梗塞で倒れ、
余命宣告されるところから物語が動き始める。
(C)TBS TBS毎週金曜日よる10時放送
寿一は長男として幼い頃から能の稽古をし、
神童と呼ばれていたが、そんな寿一はやがて「外」に飛び出し、
プロレスの世界に入る
父・寿三郎が倒れ、25年ぶりに観山家に戻ったときには
「長男のくせに」と家族から言い捨てられた。
寿一は、逃げた自分の弱さをさらけ出し、
「内」と「外」の両方の選択肢を見せるのだ。
寿一は「家」に戻ったが、やはて「外」のプロレスに呼び戻される。
「内」と「外」とのせめぎあいに翻弄される寿一の世界を描く作品である。
ドラマのポスターを初めて見たとき、長瀬のプロレス姿にくいいった。
ほんもののレスラと見紛うばかりだったのである。
トキオを脱退してからも、その以前からも彼は数多くのドラマに出演している。
今や日本を代表する男優であると断言してもいい。
その容姿や風貌からして、これからも引く手あまただろうが、演者としての活躍を期待したい。