ナマコ過日、北海道で暴力団の男がナマコを密漁して、海外に売っていたというニュースが流れました。
今やナマコは高値で取引され高級品だといわれています。
さぞやボロ儲けしたことでしょう。
私の故郷ではそのナマコは小便(排尿)を遠くする、つまり寝小便を防ぐためということで、
幼少の頃には随分と食べさされました。
幼少の頃には随分と食べさされました。
それほどナマコはすぐ手にはいったようで、夕食にもナマコ料理(酢のもそ)がよくでました。
今は不漁でしょうか、スーパーの魚売り場にも滅多に並んでいることはありません。
ナマコ(海鼠、英: sea cucumber)は棘皮動物門のグループの一つで、ナマコ綱 Holothuroidea に分類される。
体が細長く口が水平に向くなどの特徴を共有する一群である。
世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布する。
「なまこ」には、赤、青、黒などの体色があり、その色は生息する場所によって変わります。旨味があると関西で好まれる「あかなまこ(あかこ)」は、外洋の砂利などのある岩礁に
生息するものです。ちなみに関東で好まれる「あおなまこ(あおこ)」は、身がやわらかく、外皮が緑青色をしていて、
内湾の砂泥地に生息しています。口の周囲に触手があり、海底の砂泥を集めて体内に送り、有機物だけを体内に吸収し、キレイになった砂を噴出します。いわば海の掃除屋…といえるかも知れません。旬は初冬とされ、水温が低くなると活動が活発化するため、
身がよく締まりコリコリとしています。日本では酢の物として食べることが多く、コリコリとした独特の食感を味わいます。「なまこ」自体が一般的な食材ではありませんが、近年ではスーパーなどでも販売され、
「なまこ」の内臓の塩辛「このわた」も珍味として人気があるようです。また卵巣からつくられる「このこ」や、それを乾燥させた「くちこ」も珍味として人気があります。「うに」、「からすみ(「ぼら」の卵の塩漬け)」と並んで、「このわた」は日本三大珍味のひとつとされています。」
「文献より」
★ナマコの酢のものの作り方
★作り方
塩ひとつかみでぬめりを取る。
塩ひとつかみでぬめりを取る。
ポリ袋に入れてモミモミすりすりして水で洗い流す。
両サイドを切り内臓を出しよく水で洗う。
スライスして三杯酢に漬ける。
なまこの酢の物は日本酒にぴったりです。
酒好きにはたまりません。
酒好きにはたまりません。
「庶民婚礼、上戸八瓶、下戸二瓶」と昔からの言い伝えです。
オイ、もっと酒飲まんんかい。
オイ、もっと酒飲まんんかい。
まとめ
ナマコに限らず日本の漁獲量は減っています。ここ三十年ほどで水揚げが三分の一まで激減です。
その原因のひとつに乱獲があるそうです。
その原因のひとつに乱獲があるそうです。
十把一絡げに網ですくいあげ、小魚はそのまま海に捨てているのではないでしょうか。
減る筈です。
減る筈です。
素人目には詳しくはわかりませんが、しっかりした資源の管理にもう少し工夫がいるように思います。
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